ミノンは脂漏性皮膚炎のシャンプーに危険?口コミ・成分を検証!
薬用シャンプーとしては古くから販売され、愛用者も多いミノンのシャンプー。最近では、脂漏性皮膚炎の方も多く使用しているようです。しかし、そのミノンシャンプーを脂漏性皮膚炎の方が使うと危険だという噂もあります。噂の真相を探るために、口コミ・成分を検証していきたいと思います。
ミノンシャンプーの口コミ・評判をチェック!
早速、ミノンシャンプーを使用した人の口コミを見ていきたいと思います。一体、どんな評判なのでしょうか。
40代女性
市販の普通のシャンプーを使用していましたが、乾燥性のフケがパラパラと出るようになり、低刺激のアミノ酸シャンプーのミノンを使用してみました。1ヶ月くらい使用しましたが、残念ながら症状は変わりませんでした。洗い上がりはいいのですが、症状が変わらないのでリピはないと思います。
20代男性
ストレスが原因なのか、季節的なものなのか、原因は分かりませんが頭皮の皮向けやフケががひどくて困っていました。他の人の口コミがよかったので使用するに至りましたが、私の症状には効果がありませんでした。低刺激を謳っているので、もう少し効果があるのかと思っていましたが、正直言って期待はずれでした。
30代女性
2年ほど前から頭皮の炎症に悩まされていて、薬用シャンプーなど色々試しましたが、ほとんどが症状の改善に至らないためシャンプーを探し回っていました。ドラックストアで偶然見かけたミノンシャンプーにあまり期待はしていませんでしたが、しばらくするとフケが減るのが分かり、かゆみも少しですが軽減してきました。どこまで症状が改善するか分かりませんが、もう少し使用してみたいと思います。
30代男性
以前から頭皮のかゆみやフケを繰り返していました。ミノンシャンプーに変えてから1ヶ月ほど経ちますが、気がついたらかゆみやフケの症状が出なくなりました。私には合っていたようです。ほのかな香りも気に入っています。
50代男性
年齢のせいなのかフケが気になり始めたので、購入してみました。確かにフケは減ったのですが、頭皮がかゆくなり使用を中止しました。一時中断したところ、かゆみは治まったので原因はこのシャンプーだと考えられますね。フケを取るか、かゆみを取るか、難しいところです。
30代女性
最近、急にフケが気になり始めたので、洗髪方法や食生活等で改善を試みたものの一行に改善しないため、シャンプーを変えてみることにしました。シャンプーをこれに変えて二週間ほどでフケが減りました。ただ、ものすごく髪がパサつくので、困っています。リピートするか考え中です。
ミノンシャンプーの口コミを見ると、フケやかゆみなどの症状が軽かった人には評判はいいようです。改善したという口コミも多くありました。ただ一方で、もともと症状が重かった人は更にひどくなった等の口コミが多くありました。低刺激といいながらも、ミノンシャンプーには刺激の強い成分が入っている可能性があります。
脂漏性皮膚炎の人には向いていない可能性が大いにありますので、脂漏性皮膚炎の症状が重い人は使用しない方がいいでしょう。軽い症状の人には安価でいいかもしれませんが、症状の判断はなかなか自身で行いにくいので、できれば使用しない方がいいのではないでしょうか。
ミノンシャンプーの成分・効果を徹底解析! 脂漏性皮膚炎に良い?
ミノンシャンプーは脂漏性皮膚炎に本当に良いのか、成分・効果を徹底解析しちゃいます。
ミノンシャンプーの全成分
[有効成分]⇒グリチルリチン酸2K[その他の成分]⇒ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液、ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド、ラウリルヒドロキシスルホベタイン液、ジステアリン酸グリコール、DPG、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、イソプレングリコール、トリイソステアリン酸POEソルビタン、キサンタンガム、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、グリシン、アルギニン、ジエチレントリアミン5酢酸5Na液、クエン酸、安息香酸Na、パラベン、香料
グリチルリチン酸2K
漢方薬としても有名な甘草という成分から抽出される成分です。皮膚の炎症を抑える効果、殺菌効果があります。また炎症を抑える効果があるので、頭皮のトラブルを未然に予防することができます。
ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液
ヤシ油由来のアミノ酸系の界面活性剤で、薬用シャンプーによく使われます。低刺激で泡立ちはあまりありませんが、頭皮の汚れは落としつつ、必要な栄養分はしっかり残してくれる成分です。
ラウロイルメチル-β-アラニンNa液
陰イオン系の界面活性剤です。泡立ちがよく、洗浄力に優れていながら、髪や頭皮に刺激は少ない成分です。そのため、ベビーシャンプーなどに多く使用されている成分です。
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
ヤシ油から抽出される界面活性剤です。洗浄力は高いが刺激が弱いので、ベビーシャンプー等にも多く使用されます。保湿作用があるので、洗い上がりがしっとりするのでダメージヘアーやカラー、パーマヘアー専用のシャンプーにも使用されています。
ヒドロキシエタンジホスホン酸液
泡立ちを良くする成分です。長年の使用でアレルギーなどに悪影響を及ぼす可能性があると言われています。少量であれば問題ありませんが、配合量が多いと注意が必要になります。
ミノンシャンプーの成分をみていくと、ほとんどが刺激の少ない成分を使用しています。刺激が少ないだけなく、洗浄効果もしっかりある成分を使用しているので、頭皮の環境は良くなると考えられます。
そのため、脂漏性皮膚炎には十分向いているシャンプーではないでしょうか。ただ、残念なのは泡立ちを良くするために危険な成分を使用しているという点です。配合量が不明ですが、成分表の順番からすると使用量は少なめだと考えられますが、長期間使用する場合には、注意が必要です。
ミノンシャンプーまとめ|おすすめな人おすすめできない人
ミノンシャンプーの口コミ、評判や成分などを解析して結果、脂漏性皮膚炎にはあまり向いていないシャンプーだと考えられます。確かにミノンシャンプーは頭皮の汚れを取り、保湿効果もありますが、症状が悪化している頭皮にはそれは有効ではないということです。症状を悪化させる可能性がある成分が入っているためです。悪いシャンプーではないので、脂漏性皮膚炎の予防や、症状がごく軽い人には向いているシャンプーだと思われます。
そんなミノンシャンプーがおすすめな人、おすすめできない人をまとめてみましたので、参考にしてください。
ミノンシャンプーがおすすめできる人
- 頭皮にやさしいシャンプーを探している人
- パーマやカラーによるダメージで悩んでいる人
- フケ・かゆみでお困りの人
- 湿疹等の頭皮の病気が治った後の人
- 気軽にドラックストアで薬用シャンプー買いたい人
ミノン薬用シャンプーがおすすめできない人
- カビによる頭皮のかゆみで通院中の人
- アトピーなどのアレルギーの人
- 天然由来の成分でできたシャンプーを探している人
- 抜け毛で悩んでいる人
- 脂漏性皮膚炎の治療中の人
ミノンシャンプーの気になるFAQ
ミノンにはシャンプー以外に、コンディショナー、スキンソープ、全身シャンプーなどがあります。また、基本的にはしっとりタイプですが、別にさらっとタイプの商品の用意もあります。
1プッシュから2プッシュを泡立てて、髪や頭皮を洗髪してください。多く使用したからといって、効果が上がるわけではありません。
年齢制限はないので、使用は可能です。赤ちゃん専用ではないので、保護者の方が責任もってご使用ください。
ミノンシャンプーに香料は入っています。会社独自の基準をクリアした肌にやさしい成分を使用しています。
ミノンシャンプーにはシリコン成分は使用していません。ただ、ミノン薬用シリーズのコンディショナーや入浴剤にはシリコン成分が使用されています。
ミノン以外で人気シャンプーは脂漏性皮膚炎にどうなの?詳しくは各ページへ
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